新年度はじまりましたね!
今年度も並木整骨院をよろしくお願いします。
今日は五十肩の話。
五十肩(ごじゅうかた)って名前は聞いた事がある方は多いと思います。
正式には肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)と言うんです。
簡単にいうと肩関節の周りの組織がなんらかの炎症を起こしてしまうという病気。
昔は50歳ぐらいで発症する事が多かったので五十肩って呼ばれていますが、最近ではもう少し高齢で発症する事が多いです。
主な症状は肩が急に痛くなり、上がらなくなったり、後ろに回らなくなったり、夜にズキズキ痛み酷いと寝られなくなったりします。
厳密に原因を明確にするのは難しく、関節を構成する軟骨、靭帯、腱などの何らかの組織の老化により炎症が起きてしまう事が原因と考えられています。
似たような症状の他の病気もありますので自己判断はしないほうがいいですね。
また良く放っておいたら治った!なんて話をよく聞きますが、それはあまりお勧めできません。
痛みを放っておいてしまうと自然に肩をあまり動かさなくなります。
そうすると肩関節の動きを良くする為の組織である肩峰下滑液包(けんぽうかかつえきほう)や関節をつつんでいる袋である関節包(かんせつほう)などが癒着してしまいます。
すると痛みは取れても肩関節の動く範囲が狭くなってしまい、再発したり、年をとってから変形性疾患に移行したり、酷いと全く動かなくなってしまいます。
治療は、まず痛みの強い急性期には安静がメインとなります。
湿布と電気治療などで炎症を取りつつ安静で痛みを取ります。
ただ肩関節は安静が難しい関節ですので、三角巾や包帯で固定する事もあります。
痛みが取れてきたら、温熱療法や運動療法などで失われた筋力や関節の動く範囲を元どおりにして行きます。
ただし、五十肩は人によって治る時間にとても差があります。
あまり周りの意見に惑わされず、専門家の診断を仰ぐ事をお勧めします。
並木整骨院では根本的な治癒を目指して施術していきます!
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