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変形性膝関節症

今日は膝の話。

変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)

って聞いた事ありますか?

最近はTVなんかでもよく取り上げられていますね。

お年をとられて膝が痛い症状が出た際は多くの場合この病気が疑われます。

成長期を終えた骨はなにか負担がかかった場合、代償的にしか治らなくなります。

完全に元どおりにはならないんですね。

その為、骨に負担がかかり続けると骨は負担を減らす為に変形をしてしまいます。これが変形性疾患ですね。

その変化が膝に起こってしまうものが変形性膝関節症です。

具体的に負担とはなんなのか?っていうのが問題ですね。

単刀直入にいうと体重です。

でも痩せてても変形性膝関節症だったり、太っててもなっていない人もいるじゃないか!っと疑問を持つ方も多いと思います。

要は体重を膝に対してどれだけ負担にしない状態にするかが大事なんですね。

体(体重)を支えるのは骨・靭帯・筋肉です。

靭帯っていうのは伸び縮みせず鍛えたりも出来ないものです。

なので、骨と筋肉を鍛えておかないと体を支えられなくなります。

痩せてても筋肉・骨がそれに見合ってなくひ弱であれば骨は変形します。

逆に太っていても筋肉・骨がしっかりしていれば大丈夫なんですね!!

いくつになっても体を鍛えて、健康的な食事をとる事が大事だって事です。とても基本的ですが。

しかし、気をつけなければならない事が。

関節っていうのは正しく使わないと体にいいはずの運動が負担に変わる場合があります。

普段から膝を伸ばさず猫背で歩いていませんか?

長時間正座をしていませんか?

膝に痛みがあるのに階段の上り下りしたり、スクワットとかしていませんか?

さほど練習もせずにマラソンに挑戦したりしていませんか?

こういう事が膝関節を痛める要因になってきます。

自分は若いから関係のない話かな?と思っていても若いうちの膝の使い方が年をとってからの健康に大きく影響します。

体は正しく使ってあげる事が大事なんですね。

またもう膝が痛くなってきている場合は

正しい使い方を出来る方向に持っていってあげる事が大切です。

痛み止めや注射、湿布だけでは今の症状を抑えているだけで治る方向には向かいません。

正しい関節運動をして、変形しなくても体を支えられますよ!

と体に教えてあげる事が大事なんですね。

人間は動物です。

動かないといけない物なんです。痛いからと言って関節を動かさないでおくとどんどん悪くなります。

正しい知識で関節の状態を見極めて必要な運動をしていく事が大切です。

長くなりましたが、まだまだ健康に自分の足で歩いたり運動するためにも是非、体にいい事をして行きましょう!


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